先日、4年生が社会科の学習で、昔の人の知恵と苦労を知り、
今の暮らしの豊かさを再認識するために、「七輪体験」を行いました。
5・6時間目、ピロティに七輪が準備されているところへ
やってくる子どもたち。どの顔も興味津々です。
マッチを擦る、という経験もなかなかできないこの頃ですから、
最初の、「新聞紙に火をつける」ところから大騒動でした。
擦れたものの、上手に新聞紙までマッチを持っていけず、
何本も何本もやり直しているグループもありました。
ようやく新聞紙に火がつくと、今度は、炭に火をつけなければ
なりません。
うちわであおいであおいであおいで…、むせたり、涙を流したりしながら、
がんばりました。あらためて「火おこし」の大変さを実感したようでした。
ようやくついた火で、おもちを焼き、ほおばる子どもたちの顔は、
どの子もとても満足気でした。
なかなか火がつかなかった、今回の体験を通して、
現代の便利さに気づくとともに、昔の人の生活の大変さと
豊かさを知る良い機会になったかと思います。